嫌われていることに鈍感な人間の一日のはじまり

パソコンで朝の日課の仕事メールを確認しているところ、足音も立てずにそれ・はやってきた。
K「おはよう。」顔の距離は5cm。近すぎる・・・。
H「おはようございます。」
自分のパソコンで同じ内容のメールを確認できるにもかかわらず、
毎朝私のパソコンを5cmの距離まで顔を近づけて一緒に見るのが、それ・の日課だ。
先輩なので、本当のことはいえないが気色悪い。

季節は冬、それ・・・は室内で暖房がついているにもかかわらず、お気に入りの毛玉たっぷりの青いネックウォーマーを付けて、
今日も無駄に大声で電話の相手と、盛り上がっているのはそれ・だけだろう話をしている。

ひとしきり電話が終わると、「今日も寒いな」などと私に向けてさらに盛り上がらない話を投げてくる。
忙しいふりをして、私はその話をスルーする。

あきらめはいいほうなので、
私と話すのをあきらめて、ほかで盛り上がっている同僚のところに、またも足音もたてずに近づく。
それ・は話に参加せず、ジーッと見ているだけ。自分に話を振ってくれるのを待っているかのようにジーッと見てるだけ。
悪寒を感じた同僚が仕事に戻っていく。

それ・は今日も誰とも話をしないで、一日が始まる。http://nyota.co/entry18.html